フェーズ3-F
退職金の制度設計
1. 役員退職金の設計
「退職所得控除」による大幅な節税
退職金は、毎月の給与(役員報酬)に比べて税金が格段に安くなるよう設計されています。例えば、勤続30年なら1,500万円まで非課税で受け取れるなど、個人の手取りを最大化する「出口」として非常に有利です。
功績倍率法による算定
「最終月額報酬 × 勤続年数 × 功績倍率」という計算式で妥当な額を算出します。不当に高額すぎると税務署から否認されるリスクがあるため、社内規定(役員退職慰労金規定)をあらかじめ整備しておくことが不可欠です。
資金準備の重要性
数千万円単位の支払いが突然発生すると、会社のキャッシュフローを圧迫します。倒産防止共済(経営セーフティ共済)や生命保険などを活用し、計画的に「出口」に向けた現金を積み立てておく必要があります。
2. 従業員退職金の設計
外部積立型の活用(中退共・特定退職金共済)
自社で現金を管理するのではなく、外部の共済制度(中退共など)を活用するのが一般的です。掛金は全額「損金」になり、運用も外部が行うため、会社側の事務負担や支払いリスクを軽減できます。
確定拠出年金(iDeCo・企業型DC)の検討
近年、スタートアップでも導入が増えているのが企業型DCです。会社が掛金を出し、従業員自身が運用します。社会保険料の削減メリットがあるケースもあり、従業員にとっても節税効果が高い制度です。
「規定」の明確化
「何年以上働いたら出るのか」「自己都合と会社都合でどう変わるのか」を就業規則・退職金規定で明確にする必要があります。一度決めると不利益変更が難しいため、慎重な設計が求められます。
FLOWからのアドバイス「将来の支払いを数字で可視化する」
退職金は、いざ支払う段になって「現金がない」となっては手遅れです。
つくば・茨城エリアでスタートアップを支援するなかで実感するのは、退職金準備を「先送り」にしている経営者がとても多いということです。役員退職金は数千万円規模の支払いになるケースが多く、5年・10年単位の積立計画が必要です。FLOWでは、現在のキャッシュフローを圧迫しすぎない、現実的な準備方法をサポートします。
【ご注意事項】税務関連の判断はFLOWの税理士、就業規則・退職金規定の作成は提携社労士が担当いたします。
FLOWができること
企業型DC(確定拠出年金)の導入サポート
FLOWは企業型DCの代理店を運営しています。「社会保険料の削減メリットを享受したい」「従業員の資産形成を応援したい」という場合には、導入の検討から具体的な手続きまでスムーズにお繋ぎすることが可能です。
保険を活用した役員退職金の資金準備
役員退職金という大きな出費に備えるため、税制メリットを考慮した保険の活用は有効な選択肢の一つです。お客様の財務状況に最適なプランを提案できる信頼できる保険会社や担当者をお繋ぎし、将来の出口戦略を共に描きます。
どのフェーズからでも、相談できます。
まずは現状を
整理するところから
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ご予約制で土日祝日もご対応しております。 お気軽にご相談ください。
スタートアップの
最初の1年を
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