会社の利益が出てくると経営者のみなさんはこぞって節税をしたがります。。。

でも、節税って本当にお得なのでしょうか?

無理な節税はかえって会社の資金を圧迫し、結果として節税しないほうが良かったんじゃね?!

会社経営において、このパターンはあるあるです。

結論からいいますと、無理な節税はやめて、しっかり納税をすることが会社にとっては間違いなくプラスになります。

コロナで役立たずの国会議員の歳費に消えるくらいなら、自分で使っちまったほうがマシだ!なんて考える方も多くいらっしゃるとは思いますが、無理な節税で資金繰りに苦しんだら、経営者失格です。

では、なぜ無理な節税は避けるべきなのか?

それは、税金の仕組みに理由があります。

税金の計算方法を簡単に説明すると

①売上△経費=利益

②利益×税率=税金

です。

ここで、ひとつ例をあげましょう。

【節税実行前】

①売上3000円△経費2000円=利益1000円

②利益1000円×税率0.35(*)=税金350円

(*)仮想の税率を設定しています。

利益1000円から税金を支払って手残り資金は650円になります。

【節税実行後】

①売上3000円△経費2500円=利益500円

②利益500円×税率0.35(*)=税金175円

(*)仮想の税率を設定しています。

利益500円から税金を支払って手残り資金は325円になります。

みなさん、お気づきでしょうか。

節税実行後の方が、手残り資金が少ないことを。。。

ここで一つ誤解してほしくないのは、必要な経費にはお金をかけるべきです。

私は経営の維持管理や投資効果のないキャッシュアウトは避けるべきことをお伝えしています。

また、無理な節税にはデメリットが他にもあります。

①資金調達の審査でマイナス評価

資金調達の審査で、最もみられるポイントは利益です。利益がデカければデカいほど、より良い条件でお金を借りることが可能になります。例えば3000万円の融資で金利2%返済期間を5年とした場合、5年間に払う総額利息は310万円近くになります。これが好成績が評価され1.5%の金利で借りられたとしましょう。この場合の総額利息は230万円程度です。差額は80万円。節税の結果、金利が高くなったらアホらしいです。

②会社の体力の弱体化

会社の体力を上げていくために意識することは純資産を増やしていくことです。

ここで純資産とは何なのか?

総資産△総負債=純資産をいいます。

純資産がマイナスであることは、所有している財産よりも借金の方が大きくなってしまっているいわゆる債務超過のことを指します。借金の割合が高いため、当然資金不足です。債務超過ではお金を借りることも困難になるため、経営状況は非常に厳しくなります。

コロナウイルスなどの疫病や災害も含めて、売上が入らなくなってしまうリスクを考えると会社の体力を温存することはとても大切なことです。

中小企業の経営者の方とお話をしていると、お金の稼ぎ方に興味がある方がたくさんいらっしゃいますが、お金の使い方に興味がある方があまりいらっしゃいません。

お金の使い道には大きく分けて3パターンあります。

①維持費 ②投資 ③無駄使い

みなさんがかけている経費はどれにグループ分けされるでしょうか?

③は問題外ですね。①も大切ですが、②を最も重視すべきだと考えています。

ITの進化と比例して、システムアップデートの頻度もここ数年で格段に増えていますからね。

維持は後退を意味しますし、経営者としては次に来る波をいち早くキャッチアップすることはとても大切なことです。

節税に迷った時は、一度立ち止まって「このお金の使い方はどこにグルーピングされるのか?」を考えてみることをおすすめします!

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