税理士法人FLOW会計事務所です。
今回は固定資産を支払い方法についてザックリわかりやすくご説明します。
基本、支払い方法は3パターン。
①一括払い・・・現金で一括購入
②ローン払い・・・借入をし、一定期間、毎月返済額として支払っていく
③リース・・・一定期間、毎月リース料を支払っていく
資金繰りの面から検討すると、「①一括払い」は、購入費の分だけ一時的にキャッシュが減るため避けるべきです。
そのため、「②ローン払い」or「③リース」どちらかになりますが、結論からお伝えすると、「③リース」が資金繰り上、有利になります。
両社とも毎月支払いが発生するわけですが、決定的な違いは負債の有無。
ローンは借入をするため、貸借対照表上、負債を計上しなければなりません。
一方、リースは、貸借対照表上、負債を計上する必要がありません。
資金調達の際、会社の借入は限度額が決まっています。
つまり、ローンを組んでしまうとその分、借入限度額が減ることになります。
例えば、2000万円まで借りることのできる会社が、500万円のローンを組んでしまうと、借入できる残りの金額は1500万円ということになる。
このご時世、借入の枠はできるだけ多く確保しておきたいところ…
そのため、何か固定資産を購入するときにはまずはリース払いを検討することがおススメです。
以上、固定資産の支払方法についてのザックリ解説でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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