こんにちは!FLOW会計事務所の木村です。
5月13日(火)につくばセンタービルにあるco-enでマネーフォワードの方にご協力いただき、ワークショップを開催しました!今日はこのワークショップについてお話していこうと思います。
今回のワークショップは、事務所の今後の方向性を決めるために行われ、「ミッション(Mission)・ビジョン(Vision)・バリュー(Value)」のうち「バリュー(Value)」の部分について4班に分かれて話し合い、発表をしました。
MISSION・VISION・VALUEとは?
これらの要素が明確に定義されることで、組織の方向性を示し、社内外の関係者が共通の目標に向かって進むことができます。
MISSION
企業‧組織が果たすべき使命や存在意義。企業が何をしているのか、どんな価値を提供しているのかを明確にするものです。
VISION
企業‧組織の理想像や中⻑期的な⽬標。理想的な未来像を示し、企業が目指す方向性や理想を示します。
VALUE
組織が重視する価値観や信念を表します。これは企業文化や行動指針に反映され、組織のメンバーが共有するべき価値観です。
MISSION・VISION・VALUEのという「共通認識」となる基準を設定することで、社内制度やルール、⽬標設計をつくり、ゴールまでのマイルストーン(道順)を策定しやすくなります。
Session1 MISSIONとVISIONの「GOOD」「MOTTO」
最初のSessionでは、代表の佐藤が事前に個人でワークしていたMISSIONとVISIONの内容、なぜそのMISSION、VISIONにしたのかについて共有を受けるとともに、下記のチェックポイントに沿って、メンバーみんなでそのMISSIONとVISIONの「GOOD」なところ、「MOTTO(もっと)」な部分をディスカッションしました。
MISSIONの「GOOD」「MOTTO」のチェックポイント
- 社会の困りごとが明確化され、解決
- される未来がイメージできるか
- 代表の⽬指す理想の社会像は描かれているか
- 社員からの共感が得られる
- 自分らしさを感じるか
VISIONの「GOOD」「MOTTO」のチェックポイント
- Missionの通過点になっているか
- 数年内に実現できるイメージが持てるか
- 社員からの共感が得られる内容になっているか
- ⾃社らしさを感じるか
ポジティブな意⾒だけでなく、不明点や共感できない点など、率直な意⾒を出し合えたと思います。
Session2 FLOWのあるべき姿
次にFLOWが「お客様に対して」「社会に対して」「社員に対して」「パートナーに対して」の4視点から「Will(どうありたいか)」「Can(なにが得意か)、Must(なにをすべきか)」について、個々でワーク⇒グループでディスカッションを行いました。
考えて意見を出す中で、言葉は違うけれど、意味や考えていることは同じ人も多くいました。また、ぱっと見ではどういった経緯でこの言葉を書いたのか疑問に思うことも、理由を聞くと納得できることも多かったです。それぞれで考えていることをみんなで共有できたことは新鮮でしたし、楽しかったです!
Session3 VALUEの洗い出し&まとめ
みんなで「あるべき姿」を考えた後、みんなで寄せ合ったメッセージを集約し、キーワード化するワークを実施しました。これはとっても難しかったです。。。VALUEは「お客様に対して」「社会に対して」「社員に対して」「パートナーに対して」、FLOWがどういうスタンスで事業を行っていくかどうかの基準になります。また、VALUEはメンバーみんなにとって腹落ちする内容でなければなりませんし、短いメッセージでないと、単純に覚えにくく浸透も難しくなります。今回の回では、VALUEとしてのフレーズ化という最終着地点まで行くことはできなかったのですが、メンバーが考えていることや、こうしたい、こうすべき、という方向性まではまとめることができました。この方向性を維持しつつも、最終的なフレーズ化は佐藤やマネージャー陣でまとめあげてもらうことでお開きになりました。
総括
今回のワークショップは、個々人の考えを言語化して、共有し合うという時間が特に意義あるものだったと感じています。代表が一方的に考えるような経営理念にも大きな意味はあるかとは思いますが、みんなで話し合って方向性を決めていくというところがFLOWの良さでもあるので、今回のようなワークショップが定期的に開催できるといいなって思いました。
今回、ワークショップで考えた、MISSIONやVISION、VALUEはホームページにも掲載します。載るまでに時間はかかってしまうと思いますが、ぜひのぞきに来ていただけたら嬉しいです!