こんにちは!
税理士法人FLOW会計事務所です!
つい先日、給与明細に定額減税の金額を載せることが義務化されました。
◇どうして明記することになったの?
これは2つの側面があると考えています。
①給与明細に減税額が載ることで、「この月はこんなに減税されてるんだ!」ってすぐにわかります。自分がどれくらい減税されているのか、あとどれくらい減税額が残っているのかを把握してもらうためだと考えています。
②政府が定額減税をやっている感を出すため。要するに「国民にちゃんと利益与えているんだからね」というアピールですね。
◇企業側にとっては負担に
企業側は、従業員にちゃんと説明するためにも、定額減税事態を細かく理解する必要があります。
また、給与明細に記載することで、給与のシステム上の設定が新たに必要になってきます。
マネーフォワードクラウド給与などのクラウド型の給与計算ソフトを利用している場合には、定額減税に関するアップデートが自動で図られていますが、クラウド型ではない買い切り型の給与計算ソフトを利用している場合には、定額減税への適用のみ手計算でやらないといけなかったり、適用が遅れてしまう可能性も十分に考えられます。
これを機に、買い切り型の給与計算ソフトを使っていた方は、クラウド型の給与計算ソフトに乗り換えていただいても良いんじゃないかなと思います。
今回は、定額減税の給与明細表記の義務化についてお伝えいたしました。
少しでも参考になれば幸いです!
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