こんにちは。FLOWの会田です。
税務署から封筒が届いていた定額減税の実施が間もなくとなりました。弊社でサポートしている給与ソフトでも順次更新がされ、事前準備のサポートを行いましたので、行った作業や感想を伝えたいと思います。
◆扶養情報の確認
昨年の年末調整で扶養情報は確認できていますので、年末調整後に出産や結婚などで扶養人数に変更がないかを確認していただきました。
システムに登録すると扶養控除等申告書に反映されるフローとなるため、最新情報へ更新するのみで完了しています。
◆同一生計配偶者の確認
国税庁のフローチャートでは、従業員本人が合計所得900万超となる場合に作成する申告書の案内がありますが、従業員の皆さん扶養控除等申告書に記載されていたため特に不要な事項でした。
◆給与システムへの反映(MFクラウド給与の例)
ホーム画面で案内のある事前準備に進むと、上記で反映をした情報で減税額が計算されていたため、扶養の範囲で働く方の控除額をゼロとする設定をするのみで完了となりました。
注意点としては、
1.定額減税の設定を始めた後に従業員の追加忘れや扶養情報に更新もれがあった場合は反映がされず、「再度取り込む」といった操作が必要なこと
2.備忘情報として共働きの配偶者を扶養欄に登録されている方は1人カウントされてしまうので、人数訂正が必要なこと
の2点でしょうか。
特に1点目は少し戸惑いました。
最後に従業員さんに渡せる資料をお渡しして完了です。
これから操作をされる給与担当者の方は、操作自体はシステム側で頑張ってくれていますので、1人あたりの工数は少なめですので、ぜひ心折れずにがんばってください!
また、この記事をご覧になった社長さんや役職者の方は、給与担当者に少しだけ優しくしてあげてくださいね。
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