前回のpart1に続きます!
【年末調整が変わります!part1】
https://www.akebono-kaikei.com/column/accountant/2020part1.php
今回はQ&A方式です。
Q.年調ソフトのインポート用の控除証明書等はどうやって入手するの?
A.従業員はダウンロードした年調ソフトに控除証明書をインポートする必要がありますが、控除証明書の入手方法も変わることになります。
①保険会社等のHPを通じて個別に入手する方法
②マイナポータル連携(*)で一括入手する方法
ただし、導入初年度となる2020年については、保険会社等によっては年調ソフトとの連携サービス自体をリリースできない可能性もあるので、2020年については従業員が自分で契約している保険会社等に確認をする必要があります。
(*)マイナポータル連携とは?
保険料控除証明書等のデータをマイナポータル連携で一括自動取得できるシステムになります。ただし、マイナポータル連携を利用するためには、各従業員がマイナンバーカードを取得し、ICカードリーダーライター又はマイナンバーカードの読み取りに対応したスマホを事前に準備する必要があります。
Q.従業員が年調ソフトで作成した控除証明書等は勤務先にどうやって渡すの?
A.メールまたは社内ポータル等を使って勤務先に提出することになります。
Q.勤務先側で何か事前準備は必要ですか?
A.従業員へは「年調ソフトのダウンロード」「マイナポータル連携の取得」が必要であることを事前に周知させる必要があります。また、税務署へも「源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的記録による提供の承認申請書」を提出し、承認を受ける必要があります。2020年からスタートする場合には2019年8月までに税務署に申請する必要があるのでご注意ください。
No comment yet, add your voice below!