経済産業省は、2020年4月8日に新型コロナウイルス感染症拡大により、「持続化給付金」を創設することを発表しました。
「売上半分以下」「中小企業は200万円・個人事業は100万円がもらえる」という2つのワードが独り歩きしてますが、本当にもらえるのでしょうか?
制度の具体的な内容や条件は現在検討中とのことですが、来るべきタイミングでアクション出来るよう現時点(2020年4月10日時点)の情報は把握しておきましょう!
≪持続化給付金とは?≫
◇対象者
業種問わず、今年のうちのいずれかの月の月商が前年から1/2以上減少した個人事業主や中小企業
◇給付額
(前年の総売上)-(前年同月比△50%月の売上×12か月)
ただし、個人事業主・フリーランスは100万円、中小企業は200万円を限度とする。
≪給付額の具体例≫
前提:中小企業
〇2019年の年間売上1200万円
1月・・・80万円
2月・・・80万円
3月・・・100万円
4月・・・120万円
〇2020年の売上
1月・・・100万円
2月・・・90万円
3月・・・80万円
4月・・・40万円
〇給付額算定
2020年4月の売上(40万円)は2019年4月の売上(120万円)の1/2以下のため、4月の売上をピックアップします。
1200万円ー(40万円×12か月)=720万円→中小企業のため200万円を限度として200万円支給
≪申請に際して準備しておくもの≫
前年の年間売上と今年の毎月の売上を把握できる資料を準備しておきましょう!
前年分については決算書と月ごとの売上推移表、今年分については月ごとの売上推移表があれば万全です。
≪不確定な点≫
今年事業をスタートした方や、個人事業から法人になった方については、どう対処するのかまだ発表がありません。続報を待ちましょう!
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