【中小企業向け】BPOとDXは最強コンビ!~業務効率化と企業成長を両立する戦略~

皆さん、こんにちは!FLOW会計事務所の正木です。

「BPO」や「DX」という言葉、最近よく耳にするけど、なんだか難しそう…そう感じている経営者の方も多いのではないでしょうか?しかし、これらの言葉は、実は会社を成長させてくれる、非常に心強い味方です。

今回は、BPOとDXの基本から、2つを組み合わせるメリット、そして成功の鍵まで、誰にでも分かりやすい言葉で解説します。これを読めば、あなたの会社も未来に向けた一歩を踏み出せるはずです。

BPO(業務委託)とDX(デジタル変革)、その違いをざっくり解説!

まずは、よく混同されがちな「BPO」と「DX」の違いを整理しましょう。それぞれの言葉が持つ意味と、企業の経営にどう関わるのかを解説します。

~BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは?~

BPOを一言で言うと、「会社の特定の業務プロセスを、専門の会社に丸ごと任せること」です。

単発の「アウトソーシング」(例:繁忙期だけ経理を手伝ってもらう)とは異なり、BPOは「経理業務全体」「給与計算」「人事・労務」といった、特定の業務を継続的に外部のプロに委託します。

これにより、業務の効率化と品質向上を同時に実現できるのが最大のメリットです。社員は、会社の売上や成長に直結する「コア業務」に集中できるようになり、生産性が劇的に向上します。

~DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?~

DXを一言で言うと、「最新のデジタル技術を活用して、ビジネスや組織のあり方を根本から変革すること」です。

単なる「デジタル化」(例:紙の書類をPDFにする)や「IT化」(例:パソコンを導入する)とは一線を画します。DXの目的は、AIやIoT、ビッグデータなどを活用して新しい商品やサービスを生み出したり、ビジネスモデルそのものを変えたりすること。会社全体の文化や競争力を向上させる、まさに「変革」がゴールなのです。

BPOとDXは最強のコンビ!効率的なDX推進のカギ

「DXを進めたいけど、何から手をつければいいか分からない…」「ノウハウや人材が足りない…」と感じている方も多いでしょう。

そこで、BPOが強力な助っ人になります。

なぜBPOがDX推進を成功に導くのか?

BPOを活用することで、DXという大きな変革をよりスピーディーかつ確実に進めることができます。その理由は以下の3点です。

①時間とリソースの確保

BPOを活用してノンコア業務(定型的な業務)を外部に任せることで、社内の貴重な人材と時間をDXの企画・実行に集中させることができます。

②専門ノウハウの活用

BPOサービスを提供する会社は、その業務に関する専門知識と最新のデジタルツールを持っています。これにより、自社でゼロからノウハウを学ぶ手間が省け、スピーディーに業務をデジタル化できます。

③コストの最適化

自社で専門人材を雇用するよりも、BPOを利用する方がコストを抑えられる場合が多く、DX投資に回せる資金を確保しやすくなります。

このように、BPOで効率化の土台を築き、その上でDXで新たな価値を創造する。この2つを組み合わせることで、会社はよりスピーディーかつ確実に成長の軌道に乗ることができるのです。

BPOとDXを成功させるための6つのポイント

せっかくの投資を無駄にしないために、BPOとDXを進める上で押さえておくべきポイントをご紹介します。

①目的を明確にする

    「なぜBPOやDXに取り組むのか?」という目的を最初に明確にしましょう。「コストを削減したい」「顧客満足度を向上させたい」「新しいビジネスを始めたい」など、ゴールを具体的に描くことが成功の第一歩です。

    ②戦略的な計画を立てる

    目先の効率化だけでなく、数年先の会社の未来を見据えた戦略を立てましょう。「どの業務をBPOに任せ、どの領域でDXを進めるか」という優先順位付けが重要です。

    ③DX人材の育成

    BPOで外部に業務を委託しても、社内にITやデジタル技術を理解する人材を育てることは不可欠です。外部の力を借りつつ、自社のデジタル力を高める視点を持ちましょう。

    ④「攻め」の経営に転換する

    BPOで生まれた時間やコストは、単なる削減で終わらせず、新しい商品開発やマーケティング、社員教育など、会社の成長に繋がる「攻め」の投資に使いましょう。

    ⑤顧客視点にシフトする

    DX成功の鍵は、顧客の視点に立つことです。「お客様が本当に求めているものは何か?」を深く考え、デジタル技術を使ってそのニーズに応えることで、競争力を高められます。

    ⑥社員が「好き」な仕事に集中する

    「苦手な単純作業」や「手間のかかるルーティン業務」はBPOに任せてしまいましょう。社員が「得意な仕事」「創造的な仕事」に集中できるようになり、モチベーションと生産性が向上します。

    まとめ:あなたの会社も「BPO×DX」で未来を拓く

    「デジタルに詳しい人がいない…」「DXを始める時間がない…」そんなお悩みを抱える中小企業にとって、BPOとDXは強力な助っ人となります。

    やみくもに導入するのではなく、「私たちは何を目指し、どんな会社にしたいのか?」というビジョンを明確にしながら、一歩ずつ進めることが成功へのカギです。

    私たちFLOW会計事務所では、BPOやDXに関するご相談をいつでも受け付けております。貴社の状況を丁寧にヒアリングし、最適な計画を一緒に考え、全力でサポートさせていただきます。どうぞお気軽にご連絡ください!

    最高のIT税理士法人の見学会に参加しました!

    こんにちは!FLOW会計事務所の職員です。

    先日、静岡で行われた「最高のIT税理士法人の見学会」に、FLOWメンバー3人で参加させていただきました。

    つくばから車で向かったのですが、道中も楽しく、とても充実した時間を過ごすことができました!

    この見学会は、顧客満足度だけでなく、職員満足度も高い「超ホワイト企業」として急成長されている事務所の秘密を学べるということで、FLOWのメンバーで楽しみにしていた研修です。

    見学会では、創業からわずか数年で職員60名を超える規模にまで成長された軌跡や、士業ワンストップサービスによる生産性向上、そしてITを駆使した業務効率化について、代表パートナーである戸越様から直接お話を伺うことができました。

    特に驚いたのは、クラウド会計ソフトを最大限に活用し、これまで当たり前とされていた入力作業や情報共有のムダを徹底的に排除している点です。これにより、職員の皆さんが定時で帰宅し、プライベートの時間も確保されているとのこと。まさに「超ホワイト企業」の秘密を垣間見た気がしました。

    また、弁護士や司法書士といった他士業の方々と連携し、お客様の課題を一箇所で解決できる「ワンストップサービス」の仕組みも大変勉強になりました。お客様にとっての利便性を追求する姿勢に、私たちも見習うべきだと強く感じました。

    私たちFLOW会計事務所も、お客様に最高のサービスを提供するために、今回の見学会で学んだIT活用術や業務改善のノウハウを、日々の業務に積極的に取り入れていきたいと思います。

    次は、横浜の「税理⼠法⼈横浜総合事務所」さんと札幌の「税理士法人マッチポイント」さんにお邪魔させて頂く予定です!

    職員一同、学びを活かしながらお客様にとって質の高いサービスでお応えできるよう、尽力していきたいと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました!

    会計事務所スタッフが見た、給与の上がりやすい業種とは?!

    こんにちは!FLOW会計の正木です!

    早速ですが、働く人にとって「給与アップ」は大きなモチベーションの一つなのではないでしょうか?特に、業界や職種によって給与の上がりやすさが異なるという事実は、転職やキャリア形成を考える際に重要なポイントとなります。

    今回は会計事務所スタッフから見た「給与が上がりやすい業種の特徴」と「その仕組み」について、解説をしていきます!

     

    ◇仕事の進め方で見る2つのパターン◇

    企業や業界によって、業務の進め方には「仕事に人を付ける」パターンと「人に仕事を付ける」パターンが見られます。まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

    ▼「仕事に人を付ける」パターン

    ラーメン屋やチェーン店など、マニュアル化が進んでいる業種でよく見られるスタイルです。決まった業務フローに人を割り当てることで、誰がやっても一定の品質を維持できます。

    メリット

    • 業務標準化が容易:新人教育のコストが抑えられ、人材の入れ替えや新規店舗の展開がスムーズ
    • 新人教育が短期間で完了:マニュアルがあれば即戦力になりやすい

    デメリット

    • 個人評価が難しい:成果が業務フローに依存するため、給料を上げる根拠を示しづらい
    • 昇進頼みの昇給:役職が上がらない限り給与に大きな変動が起きにくく、モチベーション維持が課題。

    このような仕組みでは、大幅な給与アップが難しいことが多く、社員のやる気を保つためには役職への昇進や追加のインセンティブが必要になるでしょう。

    ▼「人に仕事を付ける」パターン

    IT企業やベンチャー企業で多く採用されるこのスタイルは、社員一人ひとりの強みや得意分野に応じて業務を割り当てます。個人の裁量や能力を重視しやすい点が特徴です。

    メリット

    • 給与アップに直結しやすい:業績に応じて具体的な評価が可能
    • 新規事業の推進:売上目標達成など明確な指標を設けやすく、高いモチベーションを保ちやすい

    デメリット

    • 替えが効かないリスク:特定の社員に依存するため、その人が抜けると事業継続が難しくなる可能性がある
    • 事業管理が複雑化:個人の裁量が大きい分、経営者が全体を把握するのに手間がかかる

    ▼給与アップを実現するためのポイント◇

    社員の給与を上げやすい環境を作るためには、以下の5つのポイントが参考になります。

    1. 社員をパートナーとして捉える
      「会社が社員を雇う」ではなく、「共に事業を伸ばす仲間」という考え方を持つことで、社員の主体性ややる気が引き出されます。
    2. 社員の強みを活かす新規事業を検討する
      動画制作やIT分野など、多様なスキルを事業に結びつけることで、社員一人ひとりの活躍の場を広げます。
    3. 明確な成果指標を設定する
      売上やプロジェクト成功率など、達成すれば給与に反映される基準を設けることで、社員にとってわかりやすい目標を設定できます。
    4. リスク管理とチーム体制を整備する
      特定の社員に業務が集中しすぎないよう、引き継ぎやフォローアップの体制を整えることが必要です。
    5. 柔軟な経営姿勢を持つ
      固定概念を壊し、社員が自分の力を最大限に発揮できる環境を整えることが、会社全体の成長にもつながります。

    ◇まとめ◇

    「仕事に人を付ける」パターンは効率的で事業を拡大しやすいものの、給与アップの根拠が示しづらい難点があります。一方で、「人に仕事を付ける」パターンは個人の成果を評価しやすく給与アップに直結しやすい反面、特定の人材に依存するリスクがあります。

    どちらの方法を採用するにせよ、重要なのは社員が「自分の力で会社を支えている」という実感を持ち、それに応じた評価が得られる仕組みを整備することです。社員と会社が共に成長し、長期的な視点で発展を目指すために、自社に合った仕組みをぜひ検討してみてください!

    会計事務所スタッフが考える「伸びる経営者」の特徴

    こんにちは。FLOW会計事務所の会田です。
    会計事務所では、さまざまな業種や規模の経営者と関わる中で、成功を収める方々には一定の共通点があると感じます。今回は、特に印象的な5つの特徴について解説します。それぞれのメリットとデメリットを踏まえ、経営のヒントにしていただければ幸いです。

     

    1.迅速な意思決定

    伸びる経営者は、とにかく決断が早いです。会議の日程や投資の判断など、迷いを最小限にして行動に移すことで、機会損失を防ぎ、成果につなげます。迅速な意思決定は、従業員や取引先との信頼関係を深めることにもつながります。

    一方で、決断を急ぎすぎてしまうと、情報不足やリスクの見落としを招く可能性があります。スピードを優先する場面と、慎重に判断すべき場面を見極める力も重要です。

     

    2.強い願望

    「会社をこうしたい」「こんな価値を提供したい」という熱い想いを持つ経営者は、困難な状況でも自らを奮い立たせ、周囲を巻き込む力があります。この強い願望が会社全体の原動力となり、成長を促します。

    ただし、願望が強すぎるあまり、現実とのギャップに苦しむこともあります。具体的な計画と組み合わせることで、夢を実現に近づけることが大切です。

     

    3.現状否定

    現状に満足せず、「さらに良くするためには何が必要か」を常に考え続ける姿勢は、成長の鍵です。現状維持にとどまらず、積極的に新しい挑戦を続けることで、事業の可能性を広げることができます。

    しかし、変化を急ぎすぎると、社内の混乱や従業員の疲弊を招くリスクもあります。適度なペースで変化を取り入れ、全員が納得感を持って進められる環境を作ることが必要です。

     

    4.月次決算とPDCA

    毎月の決算を確認し、経営状況を把握する経営者は、安定した経営ができる傾向があります。さらに、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)のPDCAサイクルを回すことで、経営の質を向上させています。

    ただ、数字に集中するあまり、現場の意見や人間関係が軽視されることもあります。数字と現場、両方に目を向けるバランス感覚が求められます。

     

    5.情報収集力

    情報感度が高い経営者は、業界の動向や技術革新に迅速に対応します。これにより、競争力の高い戦略を立てやすくなります。テレビやネット、業界の集まりなど、情報源を幅広く活用しているのも特徴的です。

    一方で、情報が多すぎると、何を優先すべきかが分からなくなり、判断力が鈍る場合があります。情報を取捨選択する力も同時に養う必要があります。

     

    これら5つの特徴は、特別な才能ではなく、日々の行動や意識次第で身につけられるものです。一つずつ取り入れていけば、経営の質だけでなく会社全体の雰囲気にも良い変化が生まれるでしょう。

    もし、「最近伸び悩んでいる」「何か変えなければ」と感じるのであれば、まずは一歩を踏み出してみてください。その変化を私たちも全力でサポートします!

     

    2024年11月フリーランス新法スタート!会社員vsフリーランス!

    こんにちは!FLOW会計の庄司です。

    今回は2024年11月から施行されたフリーランス新法についてお伝えしたいと思います。

    1.フリーランス新法とは?

    ①制定された目的

    フリーランスの方と発注事業者の間の取引の適正化及びフリーランスの方が安心して働ける環境の整備を図ることが目的で制定されました。

    これまでは発注業者が強者、フリーランスが弱者という立ち位置になることが多かったと思います。実際にも、フリーランスが受け取るべき報酬が未払いとなっていたり、ハラスメントを受けたりと社会問題になることも多々ございました。

    こういった問題を払拭するべく制定されたのがフリーランス新法になります。

    ②フリーランスの定義

    フリーランス新法における「フリーランス」とは、業務委託の相手方である事業者を意味します。会社員や従業員は含まれません。

    ③フリーランス新法の内容

    下記の内容が新たに定められました。

    取引条件の明示義務

    発注者は、業務内容、報酬額、支払期日などの取引条件を、書面または電子的な方法でフリーランスに明示する義務があります。

    報酬の支払期限

    納品日から起算して60日以内に報酬を支払うことが義務付けられています。

    不当な行為の禁止

    発注者は、以下の7つの行為を行ってはならないとされています。

    ・成果物の受領拒否

    ・報酬の減額

    ・受領後の返品

    ・著しく低い報酬での買いたたき

    ・指定商品の購入やサービスの利用の強制

    ・不当な経済上の利益の提供要請

    ・不当な発注内容の変更ややり直しの要求

    就業環境の整備

    発注者は、フリーランスが育児や介護と業務を両立できるよう配慮する義務があります。また、ハラスメント防止のための措置を講じることも求められています。

    契約解除等の事前予告

    6か月以上の継続的な業務委託を中途解除する場合や契約を更新しない場合、発注者は30日前までに事前予告を行う義務があります。

    フリーランスと元請け先がよりフェアな取引ができるようにするための内容が主とされていますね。

    フリーランスと対比されるのが、会社員になりますが、会社員の方はフリーランス新法の施行によって、独立した方が旨みがあるのか、それぞれのメリデメもせっかくなので見ていきましょう!

    2.会社員とフリーランスのそれぞれのメリット・デメリット

    ①会社員のメリット・デメリット

    ◇メリット

    ・安定した収入

    毎月一定の給与が支払われ、ボーナスや昇給の可能性もあるため、収入の見通しが立てやすい。

    ・社会保険及び福利厚生

    健康保険、厚生年金、雇用保険などが会社を通じて適用される。育児休業や有給休暇などの制度も利用可能。

    ◇デメリット

    ・時間の拘束

    勤務時間や場所が決まっており、自由度が低い。残業が多い職場ではプライベートな時間が制限される。

    ・転勤や異動

    勤務地変更や業務内容の異動が避けられない場合がある。

    ②フリーランスのメリット・デメリット

    ◇メリット

    ・自由な働き方

    働く時間や場所を自分で決められるため、ライフスタイルに合わせた仕事が可能。

    ・収入の上限がない

    実力次第で収入を大きく増やせる可能性がある。

    ◇デメリット

    ・収入の不安定さ

    仕事量や単価によって収入が大きく変動し、安定性に欠ける。

    ・社会保険の負担

    健康保険や年金はすべて自分で手続きし、全額自己負担となる。

    以上のように、一方のメリットがもう一方のデメリットになることが多いですね。

    ただ、現実的には独立したとしても、売上は自分で獲得していかないといけませんので、時間的なメリットを享受できるかどうかは、その方の営業力次第で多分に左右されるのではとも感じますね苦笑。

    いずれにしても多様な働き方が出てきた現代ではフリーランスの方が弱い立場にありましたが、この新法によってフリーランスとして働く人々が不当な取引やトラブルに巻き込まれることなく事業活動が行えるようになるといいですね。

    最後までお読みいただきありがとうございました!

    給与計算の失敗あるある5選!

    こんにちは!

    税理士法人FLOW会計事務所の正木です!

    今回は、給与計算で特に間違いやすいポイントを5つご紹介します。これらに注意を払うことで、正確で効率的な給与計算を実現しましょう!

    1所得税と住民税の計算ミス

    給与から控除される所得税や住民税の計算は、税率の変更や控除額の計算ミスが原因で誤りやすいポイントです。特に、扶養家族の増減や年末調整の反映が正しく行われていない場合、誤差が生じる可能性があります。所得税の計算は年収や扶養状況によって大きく変わるため、定期的な見直しと正確な記録が求められます。

    2社会保険料の計算ミス

    社会保険料の計算も給与計算で間違いやすい要素の一つです。健康保険料や厚生年金保険料は、報酬月額を基に決定されますが、この報酬月額が誤って登録されていると、保険料の控除額に誤りが生じます。また、年に一度行われる「標準報酬月額の定時決定」や「随時改定」によって、保険料が見直されるため、適切なタイミングで見直しが行われているか確認が必要です。

    時間外労働や深夜手当の計算ミス

    従業員の労働時間を把握し、残業代や深夜手当を正確に計算することも重要です。労働基準法では、法定労働時間を超えた時間に対して割増賃金を支払うことが義務付けられており、計算ミスは法令違反にもつながる可能性があります。残業の割増率や深夜手当の率はしっかり把握し、計算が適切に行われるよう注意が必要です。

    4休暇取得時の給与計算

    有給休暇や育児休暇など、従業員が休暇を取得した際の給与計算は、通常の勤務日とは異なる計算方法を取ることが多いため、注意が必要です。有給休暇の場合、通常の給与額と同額を支給することが求められますが、育児休業給付金の申請などに関しては、給与計算ソフトやシステムへの適切な入力が求められます。

    5給与計算ソフトの設定ミス

    給与計算ソフトを導入している企業でも、設定ミスや更新のタイミングのズレが原因で計算が正しく行われないことがあります。例えば、法改正や税率の変更が反映されていない場合、間違った給与計算が行われるリスクが高まります。給与計算ソフトの設定を定期的に確認し、最新の法規制に沿った状態を保つことが重要です。

    間違いを防ぐための対策

    給与計算のミスを防ぐためには、以下の対策が効果的です。

    ①定期的に計算方法やソフトの設定を見直す

    ②年次変更や法改正に合わせて設定を更新する

    ③チェックリストを作成し、複数の担当者で計算結果を確認する

    給与計算は従業員の生活に直接関わる重要な業務です。正確さが求められる一方で、法律や規制の変化も頻繁にあるため、常に最新の情報をキャッチし、正確な給与計算を行えるよう努めましょう。

    なお、クラウド給与を導入するだけでも、上記対策の①と②の対策は講じることができます!

    ぜひ、活用していきましょう!

    【 ワーク・ライフ・バランス 】

    ごきげんよう♪ FLOW会計事務所のIWASEデス \(^o^)/

    すっかり秋らしく涼しくなってきました! いかがお過ごしでしょうか??

    食欲の秋でIWASEは食事バランスを崩し、アンバランス中ぅ~♪

    夢の中では【ラーメン赤猫】に食べに行きたいなぁ。。。(*´ч` *)モグモグ

     

    さておき、来月から年末調整の業務が始まり、法定調書、償却資産、所得税確定申告と繁忙期に突入! 毎年あっと言う間に年明けて、桜が開花 ✿.*. ❀.(≧∇≦)❀.・:✿.*

    2025年には愛娘が中学卒業&高校入学、愛息は小学校卒業&中学入学で、来年の桜樹さんには頑張って映えて頂きたく存じ上げます m(_ _)m  by撮影班

     

    【営業】なお上記の申告業務等について、ご相談の方はお気軽にメール待ってまーす (^o^)v

     

    まぁ、繁忙期間の時間経過速度はスピード違反的で、1日24時間ではなく、体感では1日10時間程度で、四字熟語の起承転結に倣って、起仕転寝※となり時間感覚がアンバランスぅ~♫

    ※きしてんね・・・IWASE造語のひとつ、起きて仕事だけして転がって寝る、家庭・家族・自分の時間がほとんどなく、1日の大祓である清め酒を呑む気分にならない日のこと。。。

     

    またさておき、今月から最低賃金が茨城県は、1,005円だお ٩(๑òωó๑)۶

    ついに千円の壁を超え!!!!

    それはOKとして、例えば103万円以下で、扶養限度額内で働いているパートさんや、学生アルバイトさんは、勤務時間が短くなり、余暇の時間が増えて良いのかぁとも思いきや、物価上昇も厳しく、ラーメン一杯千円超えの時代。。。

    手元に残るのは変わらない時代。。。

    経営者側から見れば、働く時間の短縮による、人手不足が騒がれて、、、

    人手不足に外国人労働者とのことですが【AI化】【機械化】がベストアンサー!

    高橋洋一先生作成の「約200カ国の移民人口比と経済成長率の関係図」を見れば一目瞭然!しかしながら、利権関係者が黙ってないでしょうなぁ、、、アンバランスですねぇ~♬

     

    表題ですが2007年に内閣府が定めた「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」は有名な言葉で、概念は、1980年代後半にアメリカで生まれたといわれている、、、とのこと!

    言葉通り、仕事の時間をバランスとって、私生活で心の余裕を持ち、私生活の充実が、仕事へのモチベーションアップなど、相乗効果の期待大!ていう定義デス (^_^)

    日本では、バランス実現に向けて、①日本郵政グループさん、②株式会社資生堂さんが具体的に取り組みをして素晴らしいデス (⌒▽⌒)

    話が脱線しますが、仕事のバランスではなく、人間関係のバランスについて、以前IWASEが【8種の人間関係】という記事も書いていますので、良ければドゾー (´・ω・`)

     

    2019年、厚生労働省発表に「働き方改革に関する法案」で、仕事と生活を切り離さず、どちらも大切な“人生”であるとする「ワーク・ライフ・インテグレーション」や人生のなかに仕事があるとする「ワーク・イン・ライフ」に世の中は注目!

    「就労による経済的自立が可能な社会」、「健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会」、「多様な働き方・生き方が選択できる社会」の実現にも近づくことがベスト!

    働くっていろいろな仕事ある事が前提になっていますが、改めて「農耕民族」「狩猟民族」の時代から本当に豊かな時代となったものデス(p_-)

     

    当事務所では、有給休暇90%消化と目標を掲げ、休むことを推奨中デス!!

    さてはて、明日は有給休暇で映画でも見に行こうかなぁ~

    この前は仕事帰りに、イーアスつくばで「劇場版OVERLORD聖王国編」視聴したので、今度は「ボルテスV(ファイブ)レガシー」にしよーかなぁ~♬

    では、またぁ~ ヽ(^o^)丿

     

     

    10月からの最低賃金、月給・日給も要チェック!

    こんにちは、FLOW会計の斉藤です。

    10月から地域別最低賃金が改定されますね。全国平均では昨年度に引き続き、過去最大の上げ幅となりました!

    地域別最低賃金の全国一覧 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

     

    地域別最低賃金は時給の形で発表されるため、アルバイトやパートの賃金にばかり目がいきがちですが、忘れてはいけないのが月給、日給も対象ということ。

    正社員、嘱託社員、臨時職員など、すべての賃金が対象になります。

    下回っていないか、確認しておきましょう!

     

    また、賃金は、次のものを除いて計算するので注意してください。

    ①臨時の賃金(毎月ではない単発の手当など)

    ②賞与

    ③時間外勤務手当、休日出勤手当、深夜勤務手当

    ④精皆勤手当、通勤手当、家族手当

     

    【例:月給の場合】

    月給(A)÷月の平均所定労働時間(B)=最低賃金額を超えていることが必要

     

    (A):上記①②③④を除いたもの。

    つまり、基本給と資格手当や職務手当等だけになりますね。

     

    (B):次のように計算します。

     1日の所定労働時間×年間所定労働日数÷12カ月=月の平均所定労働時間

    所定~というのは、就業規則で定められた数字を使います。

     

    ※計算を助けてくれるページがありました。

    最低賃金チェックツール (mhlw.go.jp)

     

     ※厚労省の最低賃金特設サイトです。各種情報がまとめられています。

      最低賃金制度 (mhlw.go.jp)

     

    いかがでしょうか。通勤手当や残業手当を除いたら、もしや?ということもあるかもしれません。

    地域別最低賃金以上の賃金額が支払われていない場合は、50万円以下の罰金という罰則規定があるそうです!

    事前にしっかり確認しておきたいですね。

     

    最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

    急に涼しくなりましたので、皆様、お体に気を付けてくださいね。

    セルフコントロール

    ごきげんよう♪ FLOWのIWASEデス \(^o^)/

    悪法も又法なり】・・・哲学者ソクラテスが残した言葉と伝えられていますネ

    先月6月から定額減税がスタートし、いろいろバタバタ大変ではなかったですか??

    個人事業主・法人の給与計算担当者、市町村税務課、給与ソフト会社も会計事務所も1回ポッキリの制度なのに、こんな面倒な仕打ちはナイ!!!

    激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム(●`ε´●)

    ※若者の言葉の組み合わせは、素晴らしい♪

     

    この定額減税、年末調整時に再確認し、修正があれば所得税3万円徴収することなる為、この6月からのタイミングで実行する意図がなんだかなぁ~

    単に政権批判とかではなく、国民の為になっていない!!!!

    何の為に、個人のマイナンバーに、公金受取口座を連携させたん???

    このタイミングで公金受取口座を利用促進させておけば、国民80%は登録達成出来たのでは?? ※デジタル庁は2024年2月20日登録率59.8%と公表。

    はてさて、今後、公金受取口座はいつ使うのでしょうかネ。。。

     

    そんなことより、IWASEは今年こそ今度こそ本格的に体重をなんとかしたい!

    お酒の飲む量が増えて、運動不足の毎日で、アララのラです、、、

    ダイエット自体ここ数年思っているだけで、全く行動出来ない自分を自己肯定&否定で、精神はアンバランス(*_*)

    もっぱ時代は《セルフコントロール》\(^o^)/

    TM NETWORKの曲 Self Control (方舟に曳かれて) も大好きですが、まずは40周年おめでとうございます!!!

    じゃなくて、自分自身の反応をより良い報告変える《セルフコントロール》

    たかが定額減税程度で、イライラしても腹の足しにもならない。。。

    数年前から、目標体重は60kg! 答えは簡単9kg減量すればいい!!!

    私の行動タスクは、無理せずに2つに絞ってマス(笑)

    ①ラジオ体操、 ②朝のウォーキング 

    でも、サボりまくりで、まったく実践が伴っておりません。。。 ②が皆無

    つくば市では、つくば国際(ワンデー)ウオーキング大会が、2024年6月2日(日)開催されました! 盛況だった様子で何よりです!! 皆さん健康に歩いてます??

    つくば市には茨城県指定のヘルスロードや散歩コースがたくさん!

    脚は【第二の心臓】【第二の脳】とも言われており、やっぱり歩いて健康は理にかなう事は間違えない!!! では、またぁ~ ヽ(^o^)丿

     

    ネットが苦手な私でも、安いネット自動車保険に切り替えできた話

    お暑うございます。FLOW会計事務所の斉藤です。

    最近人気の「ネット自動車保険」。CMもたくさん流れていますね。

    人気の理由はその安さ!

    ただ、ディーラーさんや代理店さんにアドバイスしてもらいながら決めていく従来の方法と違うので、選び方がかわからない、用語がわからない……とためらっている方もいるのでは。

    私もその一人でした。

    しかし!私自身がネット保険に無事に切り替えでき、また、事故も経験しましたので、「ネットが苦手な人でもできた体験談」として、ポイントを3つお伝えします。

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    私の課題はこれでした。

    ①どこの保険会社を選べばいいか決められない

    ②用語がわからず、プランを決められない

    そして最近、事故って知った、

    ③経験してわかった必須の特約

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    ①どこを選べばいいか決められない

    ちょっと検索すると、ネットには比較やランキングがたくさん載っています。

    見ているとかえって迷ってしまう……。総合評価?値段の安さ?

    いいえ!本当に大切なのは事故対応能力だと思います!

    ただ、事故対応能力にはオペレーターの確保が必要なので、料金はやや高めになるそうです。これは仕方ない。

    ネット保険というだけで安いので、事故対応能力の評価⇒総合評価⇒値段の順に絞りました。

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    ②用語がわからず、プランを決められない

    オペレーターさんと話し合いながら、申し込み手続きができますよ!

    どの保険会社も、電話での相談サービスがあります。しかも0120で無料。

    私はオペレーターさんに1つ1つの用語を説明してもらい、相場の保険金額も質問しながら、いっしょにプランを決めてそのまま電話申し込みしました。

    案ずるより産むがやすしでした。

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    ③経験して知った必須の特約

    それは弁護士特約です。

    実は、先日、追突されました。停車中だったので私の過失割合はゼロでした

    過失割合が0のときは、法律により私側の保険会社は間に入れないそうです。

    自分で直接、相手と交渉しなくてはなりません。

    (代理店さんがいれば、間に入ってくれることもあるそうですが……。)

    すんなりいかずに揉めた時、頼りになるのが弁護士特約。

    ネット保険では常識らしいですよ。

    今回は使わずにすみましたが、交渉中の不安をだいぶ軽くしてくれました!