◇保険とは
日常生活で起きる様々なリスクに備える制度のことをいいます。
事故やケガ、病気、死亡などの事態や、天災、第三者への損害賠償責任の負担など、仕事を含む日常生活には様々なリスクが潜んでいます。
◇リスクに備える
上記のようなリスクが実際に起きてしまった時、手元にお金がなければ何もできません。
保険に加入することで、一定期間、一定の保険料を支払えば、不測の事態が生じたときに一定のお金を得ることができます。
保険をうまく利用することで遺族の生活資金の確保、医療費の備え、老後の生活資金、子供の教育費など幅広く対応することが可能です。
◇生命保険の構成
生命保険は「主契約」「特約契約」で構成されています。
「主契約」・・・保険契約の本体部分
「特約契約」・・・主契約だけではカバーしきれない部分を特約契約によって補完します。いわゆるオプションのような位置づけですね。
代表的な主契約には下記の保険があります。
◇医療保険の場合
病気やケガで治療や入院費がかかったときにお金を受け取ることができる保険です、
◇死亡保険の場合
①定期保険・・・死亡保障が一定期間決められている保険
→期間が終われば保険金は受け取ることができません。
②収入保障保険・・・死亡保険金を年金形式で受け取ることができる保険
→死亡した際に一気に全額受け取るわけではなく、一定期間少しずつ受け取ることができます。
③終身保険・・・死亡保障が一生続く保険
→①とは異なり、亡くなるまで保険が継続されます。
◇生存保険の場合
①個人年金保険・・・契約時に設定した年齢から年金形式でお金を受け取ることができる保険
◇生死混合保険
①養老保険・・・上記の死亡保険と生存保険を組み合わせた保険
→死亡保障だけでなく、自身が生存していても受け取ることができます。
②学資保険・・・子供の進学に合わせて受け取ることができる保険
→子供の進学時に保険金やお祝い金を受け取ることができます。契約者である親が死亡した場合や高度障害によって収入を得られなくなった場合にも保険を保証し、以後の保険料の支払いも免除されます。
簡単ではありますが、以上が「今さら聞けない保険のキホン」になります。
保険を検討する際には、必ず目にするワードばかりですのでご参考にしていただければ幸いです。